昨日、中小企業基盤整備機構のTIP*Sのオンラインセミナーに参加しました。
テーマは、「<地域とのかかわり方>地域と公務員の幸せな関係づくり」です。
茨城県小美玉市職員、中本正樹さんによる講演でした。
ダイヤモンドシティ小美玉市の紹介、四季文化会館みの~れで住民を参画させていった話、稼働率の低かった小川文化センターアピオスを改革した話、全国ヨーグルトサミットの開催、シティプロモーションの話などが登場しました。
限られた時間でしたが、ぎっしりと詰まった内容でした。
話の中では、「当事者意識を高める」「まちにマジになる人を増やす」といった言葉が登場しました。
その辺りの話が、特に興味深かったです。
当事者意識を高める手法として、青年団直伝の「対話の文化」の紹介がありました。
組織編成や会議のルールで、次のようなものがあるそうです。
- 中核は、信頼関係で結ばれている3人
- 議論の場は、多くても7~8人
- 必ず男女混合
- 会議は、全員が出席できるまで開かない
- 全力で知恵を出し、汗をかく
- 人の意見を一旦受け入れて考える
- 決議方法は、全員で決める
- 決めたことは、全員が必ず守る
かなりハードルが高いと考えるのですが、これが実現できているのであれば、理想的な環境なのであろうと思えました。
とても勉強なりました。