昨日、中小企業基盤整備機構のTIP*Sのオンラインセミナーに参加しました。
(紹介ページから画像を拝借しています)
テーマは、「<地域の関わり方>地域における『菌の人』とは?」です。
もりあぐ代表・伊東明彦さんによる講演でした。
伊東さんは、都内でサラリーマンをしながら、地元の茨城県守谷市で農業や食に関わる活動をされています。
生産者や加工者、小売り、飲食店、農協、商工会などと「一般社団法人もりや循環型農食健協議会(もりあぐ)」を結成し、次のような取り組みを行っています。
- グリーンツーリズム事業(ツアーや情報発信など)
- 直販販促事業(朝市やマルシェなど)
- 商品・メニュー開発事業
- 都市近郊農業モデル構築事業(大学との共同研究やドローンの活用など)
アンテナショップの運営や地域と連携した店舗開設、テイクアクト・デリバリー事業の取り組みなど、多くの事例の紹介がありました。
もりあぐには、医療や介護といった会員も入っており、福祉や医療との連携も進められるようです。
セミナーの時間自体は普通でしたがボリュームが多く、まだ十分に消化しきれていません。(苦笑)
今のところは、次のような点が素晴らしいのかと考えています。
- 課題解決への強い意欲
- 必要であれば知らない人にでもどんどん話を聞きに行くような行動力
- 人や組織を繋げる、巻き込む、連携する
- 合理的な判断
「周囲に脱サラして農業を始めた人がいた」といったスタートから、ここまでの展開になったそうです。
とても勉強なりました。