8月8日(火)、まちづくり研究会に出席しました。
会場とオンラインのハイブリッド開催です。
テーマは、「タワーマンション開発の動向から考えるまちづくり」です。
不動産を専門にする会員の発表でした。
タワーマンション(タワマン)の概念、超高層マンションの歴史、工法、関連法規などの紹介の後、タワマンとまちづくりについて発表がありました。
タワマン増加の理由として、次のような点が挙げられました。
- 供給側要因
- 工場地の大量供給、駅前・市街地再開発、開発主体、コスト要因
- 需要側要因
- 市場要因(利便性、資産保有目的など)、税的要因
- 行政側要因
- 工場や倉庫跡地の利用、駅前商業施設の退去、人口・世帯数の確保、高所得層の確保、再開発の目玉化、行政施設等の一体的整備
また、タワマンを中核としたまちづくりのメリット・デメリットの紹介がありました。
神戸市ではタワマン規制が実施され、京都市では逆に緩和されているそうです。
一口にタワマンといっても色々な種類や歴史などがあると理解できました。
個人的には、将来的に建て替えが必要になった際の実現性に関心があります。
活発な意見交換がありました。
その他、7月に実施した向島橘銀座商店街(下町人情キラキラ橘商店街)視察の意見交換を行いました。
こちらは、視察レポートを作成しています。