10/9(金)、まちづくり研究会で視察を実施しました。
長野県の塩尻市です。
例年であれば一泊研修の時期ですが、今年は新型コロナウイルスの関係で色々と制約がありました。
このため、少人数での日帰りの視察となりました。
塩尻市振興公社の方からは、「KADO事業」を伺いました。
KADO事業とは、塩尻市が取り組む子育て女性の就労支援やテレワークを推進するプロジェクトです。
「KADO」という拠点施設を中心に、実施されています。
2010年にスタートし、2016年から本格化しています。
取り扱い事業や金額は着々と伸びており、現在は700人ほどがワーカーとして登録されているそうです。
振興公社にディレクターが配置され、プロジェクトがマネジメントされています。
ディレクターが核となる仕組みは、興味深かったです。
事業の拡大に伴い、ワークスペースの拡張も実施されています。
また、県内外の他地域とは、広域連携が行われているそうです。
続いて、「スナバ」について、運営の方から話を伺いました。
スナバは、塩尻市役所と市民が運営するシビック・イノベーション拠点です。
「コワーキング」「アクセラレーター」「リビングラボ」といった3つの機能を持ちます。
2018年のオープンですが、起業家支援のビジネスモデル・ブートキャンプは、既に2期行われています。
現在は、80人ほどがメンバーとして登録されています。
「えんぱーく」も見学しました。
「えんぱーく」は、「図書館」「子育て支援・青少年交流」「シニア活動支援」「ビジネス支援」「市民活動支援」の5つの重点分野を融合させた市民施設です。
注目されている施設ということです。
今回も、多くの知見を得ました。
次回のまちづくり研究会では、参加者からの報告があります。