8月5日(水)、まちづくり研究会でFujisawaSSTを視察しました。
「FujisawaSST」とは、神奈川県藤沢市で実施されている街づくりプロジェクト「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」です。
最近話題の、スマートシティやスマートタウンの一つです。
パナソニックの工場跡地が利用されています。
パナソニックの他、電気、ガス、通信、不動産、運輸、教育・医療福祉といった分野の大手企業などが協議会を構成し、参加しています。
サービスの提供や運営の主体としては、「Fujisawa SSTマネジメント株式会社」が設けられています。
講演では、まちのコンセプトや概要などの説明がありました。
「生きるエネルギーが生まれる街」として、エネルギー、セキュリティ、モビリティ、ウェルネス、コミュニティなどを中心に考えられています。
最初にスマートライフの提案が行われ、空間設計やインフラ構築が実施されたそうです。
それらが、家庭や地域のエネルギーマネジメントシステム、コミュニティソーラー、防災通知、自動車や自転車のシェアリングサービス、地域包括ケアシステム、専用ポータルサイトなどとして、実現されています。
そして、実際にまちを見学した後、質疑がありました。
時間は限られましたが、運営体制や事業モデル、今後の構想等について、理解を深めることができました。
スマートシティやスマートタウンといった取り組みは、日本や世界のまちづくりでも今後益々盛んになっていくものと考えられます。
自分は、以前に比べると、その実施内容や展開などについて、関心が高まっています。