便利で快適なまちづくりに関する意見交換会

昨日、平塚市の「便利で快適なまちづくりに関する意見交換会」に参加しました。

 

平塚市では、立地適正化計画の策定が進められています。

その中で市民に向けて実施された、意見交換の場でした。

 

市側は担当者3人と、コンサルタント4人が登場しました。

市民側は、自分を含めて6人です。

 

平塚市の現在の状況と将来の見通し、立地適正化計画と拠点案の説明がありました。

その後、自由に移動して意見交換を行いました。

 

具体的な事例になるため、イメージはしやすかったです。

立地適正化計画と平塚市の計画に対して次のような感想を持ち、話をしました。

 

  1. 都市機能と居住の誘導を、どう実現するか
  2. 拠点の広さと移動を、どう考えるか

 

拠点の広さは1キロメートル程度が多かったですが、徒歩ではやや広いと感じました。

拠点内の移動をどのように想定しているか、話をしました。

 

立地適正化計画について、少し理解が深まりました。

率直な対話ができたのは、よかったです。

 

意見交換会で用いられた主な資料は、こちらにあります。

まちづくり研究会

昨日、まちづくり研究会に参加しました。

 

久しぶりに、オンラインのみの開催です。

テーマは、「金沢の振り返り」でした。

 

先月の一泊研修で、金沢商業活性化センター金沢エムザなどを視察しました。

それを基に、振り返りを行いました。

 

視察先と視察内容の紹介の後、金沢の中心市街地が抱える課題とSWOT分析、参加者からのレポート発表がありました。

その後、全体で意見交換をしました。

 

今回も、商業や不動産、マネジメントなど、各人のバックボーンに基づいた様々な分析や考察が行われました。

金沢の取り組みを高く評価する声が多い一方、課題の指摘もありました。

 

日本のまちづくりでも先行すると考えられる金沢の取り組みと、今後どういった展開を見せるのか、関心が高かったです。

有意義な振り返りでした。

 

このレポートは、視察先への提出を考えています。

コンテンツビジネス研究会

昨日、コンテンツビジネス研究会に参加しました。

 

会場とオンラインのハイブリッド開催です。

今回は、オンラインでの参加でした。

 

テーマは、聖地巡礼プロジェクトです。

経営コンサルタントの見た聖地巡礼ビジネス」の続編の検討です。

 

プロジェクト体制や論文の構成、取り上げる事例など、検討しました。

事例は、前回登場したものや今回新たに候補に上がったものの中から、興味や関心、作品への認知などを基に、選定を試みました。

 

事例の調査をしつつ、具体的に進めていく予定です。

まちづくり研究会

10月21日(土)~22日(日)、まちづくり研究会の一泊研修に参加しました。

今年の視察先は、石川県金沢市でした。

 

集合後、八百萬本舗に向かいました。

 

江戸後期の町家をリノベーションした複合ショップです。

先月の定例会でこの施設を運営するE.N.N.の小津誠一さんのお話を聞いており、実際に見て確認しました。

 

金沢有数の観光地の一つである「ひがし茶屋街」への動線上に位置しています。

工芸品や食品の購入だけでなく休憩もできるのは、便利であると感じました。

 

すぐ近くに位置する、主計町茶屋街です。

歴史的な建物が、宿泊や飲食といった用途に利用されています。

 

ひがし茶屋街です。

 

こちらも、歴史的な街並みを活かした観光地区です。

あいにくの天気でしたが、多くの人が訪れていました。

 

中心市街地に戻り、金沢商業活性化センターを訪問しました。

 

金沢商業活性化センターは、金沢市が50%出資する第3セクターのまちづくり会社です。

事業推進型のTMOとして、商業施設「PREGO」、ワンコインバス「まちバス」、共通駐車サービスシステム「金沢まちなかパーキングネット」などの運営を行っています。

各事業の紹介の他、質問に丁寧にお答えいただきました。

 

髙本泰輔さんのご案内で、街歩きを行いました。

 

 

 

せせらぎ通り、長町武家屋敷跡、木倉町新天地、片町、竪町、PREGO、香林坊などを巡りました。

歴史的な建物や地形を活かした作りや、店や人の数の多さに、金沢の奥深さが感じられました。

 

懇親会では、髙本さん、小津さんの他、明日お話を聞く予定の2人にもご参加いただきました。

ここでも、多くの話を聞くことができました。

 

翌日は、武蔵地区金沢エムザを訪問しました。

 

こちらで、熱田隆明社長と、金沢中心商店街 武蔵活性化協議会の中島祥博会長のお話を聞きました。

 

以前は名鉄丸越百貨店(めいてつ・エムザ)でしたが、2021年に経営権が名古屋鉄道から茨城県のディスカウントスーパー「ヒーロー」に移り、金沢エムザとして再スタートを切っています。

百貨店にあまり縁がなさそうに見えたことで、当初は地元の方達に疑念を持たれることもあったそうですが、中島さんらと連携して活動されています。

金沢エムザに変わってからの取り組みや、経営に関与するきっかけなどについて、詳しくご説明いただきました。

 

中島さんからは、中心商店街の取り組みやエムザの変化、金沢市についてご紹介いただきました。

中心市街地で長年、様々な役割を務められている方のお話であり、金沢市と中心市街地・商業について理解を深めることができました。

 

エムザ内に存在する、武蔵住吉神社を参拝しました。

 

この土地が青果卸売市場だった頃に、市場内にあった神社です。

現在のエムザの取り組みの中でも、存在感を持ち続けています。

 

この後、解散し、自由行動になりました。

自分は、金沢は初めてだったので、できるだけ巡ってみました。

 

香林坊→片町→竪町→新竪町→金沢21世紀美術館→金沢城公園→尾山神社→せせらぎ通り→鞍月用水沿い→金沢駅のルートだったと思います。

大分駆け足でした。(笑)

 

 

 

 

 

 

ちなみに近江町市場は、両日行きました。

 

今回の一泊研修も、密度の濃い内容でした。

今後の活動に活かしたいと考えています。