1月9日(火)、まちづくり研究会に参加しました。
会場とオンラインのハイブリッド開催です。
テーマは、「最近の中心市街地活性化政策について」です。
1998年に中心市街地活性化制度が制定された以降、自治体の中心市街地活性化計画の策定や国の制度運営の支援などに深く関係した会員による発表です。
現在実施されている中心市街地活性化評価・推進委員会の議論を中心に、紹介が行われました。
中心市街地活性化評価・推進委員会の中間論点整理では、中心市街地を巡る状況が整理されており、中心市街地が活性化している自治体は2割強、悪化しているのは4割弱でした。
中心市街地活性化基本計画の認定を受ける自治体は、52件まで減少しています。
新しい時代の「まちなか再生」の基本的方向として、4つが挙げられました。
- まちづくりリノベーション・低未利用不動産の活用促進
- 地域経済の持続可能な好循環の再構築
- まちなか再生を担う実施体制の強化
- 基本計画に係る仕組みの大胆な見直し
そして基本的方向に関する検討の紹介と、地域経済との係わりに関する考察がありました。
まちづくり研究会は「中心市街地活性化研究会」として発足しており、関心の高いテーマです。
時代や環境の変化など、活発な意見交換がありました。
中心市街地活性化評価・推進委員会における検討報告書は、年度内にとりまとめられる予定となっています。
研究会でも、引き続き注目していきたいと考えています。